オーストラリアの定期預金の金利は、一時、7%以上もありました。
ところが、昨年の金融危機以降、政策金利の利下げと共に、あっという間に大幅にダウンしてしまいました。
銀行や、預金高によっても金利が異なりますが、概ね3%近くまで、金利が落ち込んだようです。
最近は、オーストラリア経済に回復の兆しが見られ、定期預金の金利も徐々に利上げの傾向にあるようです。
ところで、オーストラリアに長期で滞在する場合、資金管理はどのような手段が最も有効でしょうか。
預金の金利が下がったとはいえ、日本に比べたら、オーストラリアの金利は、かなり高いと言えるかもしれません。
ですから、オーストラリアでは、為替レートを気にしながら、日本円を小出しに両替するよりは、一気に両替して利息をつける方がお得だと思います。
毎日レートの心配をするのはストレスを感じますし、何よりも、手元に日本円の大金を置いておくのは、盗難などのリスクが高すぎます。
仮に、100万円を滞在費用とし、オーストラリアで1年間生活するとします。
例えば、1ドル=85円のレートの時に、100万円全てを両替すると、11,765豪ドルになります。
オーストラリアの4大銀行のひとつ、ANZ(オーストラリア・ニュージーランド銀行)の金利で考えてみましょう。
2009年10月23日現在、ANZ銀行の定期預金の金利は、6ヶ月物で4.5%ですが、5,000豪ドル以上の預金が必要です。
滞在資金11,765ドルのうち、5,765豪ドルを4.5%の金利で運用すると、半年後には、およそ130豪ドルの利息がつきます。
130豪ドルがあれば、時期によっては、シドニー・ゴールドコースト間などのジェットスターの国内航空券が買えちゃいます♪
さて、残りの6,000豪ドルは、当面の生活費として、毎月1,000豪ドルずつを使うことにします。
しかしながら、そのまま普通預金に入れておくのも勿体ないので、ING DIRECT(アイエヌジー・ダイレクト)を利用する方法もあります。
ING DIRECTは、日本のイーバンク銀行のようなものですが、一般銀行の口座とリンクさせる必要があります。
ING DIRECTのセービング・マキシマイザーは、現在の金利が3.75%。
口座手数料が無料で、預金額の制限もなく、オンラインで管理できますから重宝です。
ただし、インターネットバンキングは、必ず、自分のパソコンで行ってください。
10,000豪ドル以上に相当する現金は、オーストラリアへの持ち込み、持ち出しの際に申告が必要ですからご注意下さい。
日本からの資金移動は、国際キャッシュカードやVISAデビットカードなどを利用して、現地で引き出すのが便利です。
また、現地で銀行口座を開いた後、日本の家族から送金してもらう方法もありますが、振込み手数料は割高です。