オーストラリアの人口は、予測されていたより40年も早く、今年中に2200万人を越えるだろうと言われています。
このようなオーストラリアの人口推移の背景には、ベビーブームと、移住者の増加があると考えられます。
オーストラリアの人口統計学の学者の中には、今世紀半ばには、2倍の4,400万人を突破するのではないかと語る人もいます。
20世紀の初めには、オーストラリアの人口は約380万人だったそうですから、増加率が驚異的に高いことがわかります。
このように、人口が増加をたどっているオーストラリアでは、日本と同様、高齢者人口も増える傾向にあります。
2051年には、85歳以上の人口の割合は、全体の5%近くまで上昇すると予測する学者もいるようです。
2008年の「オーストラリアの健康」というレポートでは、オーストラリアの平均寿命は、世界第2位とされています。
つまり、長寿国ニッポンの次が、オーストラリアというわけですね。
オーストラリア大陸の内陸部は、不毛の高温・乾燥地帯です。
したがって、オーストラリアの人口は、東西の海岸沿いに集中しています。
特に、東から東南の海岸沿いは、ブリスベン、シドニー、メルボルンなどの大都市があり、人口密度が高くなっています。
オーストラリア大陸で、最も人口が集中している地域は、国土全体の1%程度にしか過ぎないようです。
しかし、そこには、全人口の80%以上が住んでいると言われています。
日本の国土の約20倍の面積を持つオーストラリア大陸ですが、人が住めない地域は国土全体の40%。
このまま都市部に人口が集中しすぎると、さまざまな問題が発生しそうです。
居住者用の高層ビルがどんどん増えていくとしたら、風景も変化して、この国の魅力が半減しそうで心配です。