オーストラリアの国旗

オーストラリアの国旗には、赤、白、青の3つのカラーが使われ、南十字星とユニオン・ジャックがデザインされています。

国旗の右半分に、5つの星が、南十字星(サザン・クロス)を形作って並んでいます。
南十字星は、オーストラリアが南半球にあることを示すシンボルとして使われています。
日本では、沖縄で南十字星が見られることもあるようですが、一般的に、あまり馴染みがないですよね。

国旗の南十字星を、じっくり観察してみると気付きますが、5つの星のうち、4つは七綾星(しちりょうせい)です。
普通の星が頂点を5つ持つのに対して、七綾星には7つの頂点があります。
これは、オーストラリアが、6州と1つの特別地域から成り立っていることを表しています。

一方、左半分には、イギリスの国旗であるユニオン・ジャックが上部に配され、イギリスとの歴史的な結びつきを示しています。
そして、ユニオン・ジャックの下で、大きな七綾星がオーストラリアが連邦国家であることを表現しています。

オーストラリアの国旗の由来

オーストラリアの国旗は、1903年2月に誕生しましたが、正式に承認されたのは1953年のことでした。
というのも、その間の50年は、オーストラリアには、国旗を認める法律が存在しなかったのです。
全く気の長い話ですが、細かいことにこだわらない暢気なオージー気質が感じられますよね。

オーストラリア連邦は、もともと6つの植民地から結成された国家です。
ですから、1908年以前は、特別地域を含まない六綾星がデザインされていたそうです。
そして、このようなオーストラリア国旗のデザインは、世界中から募った32,823通の中から選ばれたものです。
応募作品の中で、14歳の少年を含む5人が、同じようなデザインを描いていて、そのひとつに若干手が加えられて完成したようです。

ちょっと面白い由来を持つオーストラリアの国旗ですが、現在もオージーに愛され続けています。
Australia Day などの祝日には、車に国旗を飾ったり、ベランダに国旗を掲げたりといった風景も見られます。


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