1900年代の後半から1910年代前半は、オーストラリア映画の全盛期だったそうです。
この時期の劇場用映画は、オーストラリアで制作したものが、世界中で一番多かったと言われています。
しかし、その後、諸々の理由によって、オーストラリア映画は衰退し、再び映画が注目されたのは、1960年代の後半になってからでした。
オーストラリアのシドニーには、政府が創設した国立演劇学校(通称NIDA)があります。
100人にひとりしか入れないと言われる名門の演劇学校は、多くの有名俳優を輩出しました。
映画界の大御所メル・ギブソンや、映画『バベル』で、ブラッド・ピッドの妻役を演じたケイト・ブランシェットも、この学校の卒業生です。
また、映画『オーストラリア』の監督バズ・ラーマンも、NIDAの出身です。
映画『オーストラリア』と言えば、主役はニコール・キッドマンとヒュー・ジャックマン。
ニコールはハワイ生まれですが、オーストラリア国籍も持ち、2006年には「Companion of the Order of Australia」を受勲しました。
この勲章は、オーストラリア市民の最高の栄誉と言われ、ニコールは今や、『オーストラリアの宝』と称されることもあります。
ヒュー・ジャックマンはシドニー生まれで、2008年に、アメリカの娯楽雑誌「ピープル」で、『最もセクシーな男』に選ばれました。
2009年には、第81回アカデミー賞の司会という大役を務め、ハリウッドの大スター達から拍手喝采を浴びました。
歌とダンスのパフォーマンスは、実に素晴らしく、強烈な印象を多くの人に与え、ハリウッド・ウォーク・オブ・フェームにも名前が刻まれました。
このように、オーストラリアからは数々の映画スターが生まれています。
そして、近年は、オーストラリアで撮影するハリウッド映画も多くなってきました。
政府機関が積極的に誘致しているようですから、今後、ますます増えていくことでしょう。
オーストラリア旅行の最中に、映画のロケ現場に遭遇する、なんてこともあながち夢ではないかもしれませんよ♪
それから、オーストラリアの映画館は、火曜日は割引デーになるところが多いです。
英語のリスニングの勉強も兼ねて、時には映画鑑賞も楽しみたいものですね。